膀胱がんの再発や進行リスクを見極める手掛かり
東京慈恵会医科大学の研究で、膀胱がんが周囲へ広がる境界部に、進行や予後に関わる可能性のある15の遺伝子群が見つかった。再発や進行リスクを判断する検査への応用が期待される。
東京慈恵会医科大学の研究で、膀胱がんが周囲へ広がる境界部に、進行や予後に関わる可能性のある15の遺伝子群が見つかった。再発や進行リスクを判断する検査への応用が期待される。
東京大学の研究グループが、日本人の食事の質を12問で評価できる簡易質問票を開発した。野菜や魚、食塩など10項目を基に0~30点で評価し、短時間で実施できるため健診や保健指導、企業や自治体での活用が期待される。
英国ケンブリッジ大学などの研究で、食道腺がんはバレット食道を前段階として発生する可能性が高いことが示された。バレット食道が見えない例でも分子マーカーが確認され、早期発見につながる手掛かりになる可能性がある。
静岡県立大学の研究を基にした「コリバクチン検査」が実用化され、自宅で採便し郵送するだけで大腸がんリスクを調べられるようになった。便潜血検査との併用により、より精度の高いリスク評価が期待される。
若い肺がん患者では、果物や野菜、全粒穀物の摂取が米国平均より多く、食事の質も高い傾向が示された。研究では農薬や除草剤の残留ばく露が新たな仮説として示されたが、果物や野菜自体は肺がんリスク低下と関連する報告もあり、慎重な解釈が必要だ。
メイヨー・クリニックの研究で、腹部CT画像をAI解析することで転倒リスクを予測できる可能性が示された。特に45〜64歳では、腹部筋の筋密度が低い人で転倒リスクが約5倍高かった。
スウェーデンの大規模研究で、成人期の体重増加は将来の死亡リスク上昇と関連し、特に若年成人期の増加の影響が大きいことが示された。17~29歳で肥満になった人では、60歳まで肥満にならなかった人に比べて早期死亡リスクが約7割高かった。
英国の国立検診委員会は、診療ガイドラインの不徹底を補うために検診を拡充する考え方は適切でないと指摘。検診と日常診療は目的が異なり、病気の見逃しを防ぐには診療体制の強化が重要とした。
改正健康増進法の全面施行により、全国で禁煙飲食店の割合が上昇した。東京都と千葉市では、より厳しい受動喫煙防止条例により禁煙化がさらに進んだ一方、居酒屋やバーでは喫煙可能な店舗もなお多く、例外措置の見直しが課題となっている。
スウェーデンの成人約603万人の医療データをAIで解析し、5年以内のメラノーマ発症リスクを予測した研究で、高リスク群では発症確率が約33%に達した。早期発見や重点的なフォローにつながる可能性がある。