メディカル ジャパン東京2026、がんリスク検査の新たな動き
MCED(Multi-Cancer Early Detection、多がん種早期検出)に関連した研究、血液中のマイクロRNAや尿を使ったがんリスク評価──。
MCED(Multi-Cancer Early Detection、多がん種早期検出)に関連した研究、血液中のマイクロRNAや尿を使ったがんリスク評価──。
重い運動障害につながる遺伝性疾患「脊髄性筋萎縮症(SMA)」を、出生直後の唾液からSMAのリスクを調べる新たなスクリーニング方法の実証結果が発表された。ベッドサイドで検査でき、出生後1.5時間以内にリスクを判定できるという。
心不全の悪化を捉える手掛かりとなる肺動脈圧の変化を、患者自身がスマートフォンで確認できる仕組みが米国で導入される。
採血だけでがんの遺伝子情報を詳しく調べる「リキッドバイオプシー」が、DNAだけでなくRNAや血液細胞の情報まで組み合わせて解析する形に進化する。
大腸がんは高齢者に多いイメージがあるが、若い世代でも発症し、見つかった時には進行しているケースが少なくないことが報告された。米国の研究グループが、34施設のデータを用いた研究結果を2026年10月、米国小児科学会(AAP)の2026年年次総会で発表した。
乳がん検診では、早期発見のメリットがある一方、生涯にわたって症状を起こさなかったがんまで見つけてしまう「過剰診断」が問題になることがある。今回、過去のマンモグラフィー検診の無作為化試験をまとめて再解析したところ、過剰診断は従来考えられていたより少ない可能性があり、5%未満とする推定と整合することが示された。
MRIを使って肝臓や心臓など複数の臓器の状態を数値で示し、病気の予防や治療後の経過観察に役立てる取り組みが、シンガポールの医療機関で始まった。
日常診療で使われる心電図をAIで解析し、まだ診断されていない「僧帽弁逆流」を見つける手掛かりとする新たな方法が米国で認可された。
乳がん検診で「要精密検査」となったとき、検査先を選ぶ際に何を確認すればよいのか分からない女性が多いことが示された。精密検査先を選ぶ際に「何を確認すればよいか分からない」と答えた人は77.8%に上った。
高血圧や2型糖尿病のある人で、心臓や腎臓の異常を早い段階で見つけるための尿検査が十分に行われていないとして、検査の普及を促す取り組みが世界規模に広がる。