妊娠中の葉酸不足、子どもの肝臓や筋肉に脂肪蓄積 将来の肥満・糖尿病リスクと関連か
九州大学などの研究で、妊娠中の母親の葉酸濃度が低いほど、成長後の子どもの肝臓や筋肉に脂肪が蓄積しやすい可能性が示された。代謝に関わる遺伝子の働きの変化が関与し、将来の肥満や糖尿病など生活習慣病のリスクに影響する可能性がある。
九州大学などの研究で、妊娠中の母親の葉酸濃度が低いほど、成長後の子どもの肝臓や筋肉に脂肪が蓄積しやすい可能性が示された。代謝に関わる遺伝子の働きの変化が関与し、将来の肥満や糖尿病など生活習慣病のリスクに影響する可能性がある。
理化学研究所などの研究グループが、肝臓がんの前段階にある発がんリスクを評価する「MYCNスコア」を開発。肝組織におけるMYCN遺伝子の発現の偏りを数値化し、腫瘍周囲組織のスコアから再発リスクを推定できる可能性が示された。
韓国食品医薬品安全処(MFDS)が、尿中のメチル化PENK遺伝子を検出する膀胱がん診断補助の体外診断医療機器を承認。リアルタイムPCR法で検出し、感度89.1%・特異度87.8%と従来のタンパク質検査より高い精度が報告された。
神戸大学の研究グループが、手の甲と握りこぶしの写真から指定難病「先端巨大症」を高精度で検出するAI診断システムを開発。感度89%、特異度91%を示し、健診やスマホアプリによる早期発見への応用が期待される。
大阪公立大学の研究で、有償労働に家事・育児・介護などの無償労働を加えた「総労働時間」が長いほど、男女とも非回復性睡眠のリスクが高いことが判明。女性ではメンタルヘルス不調とも関連し、時間貧困とジェンダー不均衡が健康格差につながる可能性が示された。
WHOはデンマークがHIVと梅毒の母子感染排除(EMTCT)を達成したと認証。妊婦95%以上への検査・治療と新生児感染を出生10万人当たり50件未満に抑える基準を継続達成。EU加盟国で初。
米ワシントン大学医学部が、血液中のp-tau217を用いてアルツハイマー病の発症年齢を推定する手法を開発。平均3~4年の誤差で予測可能とし、予防薬の臨床試験への応用が期待される。
中国の80歳以上約5200人を対象にした研究で、ベジタリアンは100歳に到達する可能性が約2割低いと判明。特にヴィーガンで顕著で、やせ型高齢者で関連が強かった。超長寿と食事の関係を検証した。
WHOとIARCは世界185カ国・36がんを分析し、2022年の新規がんの37%は予防可能な要因によると推計。最大要因は喫煙、次いで感染症、飲酒。
東北大学が東北メディカル・メガバンク計画の1万7349人を解析し、反対咬合(受け口)の人は歯が20本未満となるリスクが1.48倍、奥歯喪失リスクが1.14倍高いと報告。かみ合わせと歯の寿命の関連が示された。