若い世代ほど「生物学的な老化」が進む傾向、早期発症がんのリスクと関連
実際の年齢は同じでも、体の老化が進んでいる人ほど、若いうちにがんを発症するリスクが高い可能性が示された。米ワシントン大学医学部(WashU Medicine)などの研究グループが2026年6月、論文で報告した。
実際の年齢は同じでも、体の老化が進んでいる人ほど、若いうちにがんを発症するリスクが高い可能性が示された。米ワシントン大学医学部(WashU Medicine)などの研究グループが2026年6月、論文で報告した。
健康診断の数値と、その数年後にかかる医療費との間には、項目や性別によって異なる関係があることが分かった。金沢大学の研究グループが2026年7月に論文で報告した。60~74歳の6757人を対象に、健診データと3~4年後の医療費との関係を分析。
世界では2024年に約2060万人が新たにがんと診断され、約980万人ががんで死亡したと推計された。新規患者は人口増加と高齢化によって、2050年には約3440万人に達する可能性がある。
リンパ腫の治療効果や再発の兆候を、血液検査でより詳しく捉えられる可能性が示された。米ナテラ(Natera)は2026年9月、血液検査「シグナテラ(Signatera)」を使った144人の前向き研究の結果を発表した。
大腸がん検診を採血で受けられる選択肢が、米国でさらに広がる。米ガーダント・ヘルスは2026年9月14日、血液による大腸がん検査「シールド」が、エビコア・バイ・エバーノース(EviCore by Evernorth)の基準で保険対象に加わると発表した。
胃がんの主要な原因として知られるピロリ菌が、膵臓がんの一部にも関係している可能性が示された。愛知県がんセンター研究所の研究グループが2026年7月、論文発表した。愛知県がんセンターの研究で、ピロリ菌の抗体値が高いほど膵臓がんとの関連が強まる傾向が見られた。
側わん症の診療で必要となるX線画像の計測を、AIが最速0.1秒で自動化できることが分かった。大阪大学の研究グループが2026年7月に論文発表した。側わん症のX線画像から、背骨の曲がりや傾きを最速0.1秒で自動計測するAIを大阪大学などが開発。
1回の採血や尿検査などで、複数のがんをまとめて調べる検査が広がり始めている。そうした中で、欧米を中心に、こうした検査を「多がん種早期検出(MCED)」として研究および評価する動きが進んでいる。米国では自費のスクリーニング検査として商用提供も始まっている。
飲酒に関連するがん死亡が、米国でこの30年余りで約2倍に増えていることが示された。米国の研究グループが2026年9月に報告した。米国で飲酒が原因と推計されたがん死亡は、1990年から2023年の間に約2倍に増加したと報告。
心臓の血管にたまったカルシウムをCTで調べる「冠動脈カルシウム検査」は、将来の心筋梗塞や脳卒中のリスクを見極める方法として利用が広がっている。しかし、すべての人に検査を追加する必要があるわけではないようだ。