研究者が顕微鏡をのぞきながら、ノートパソコンでデータを確認している様子。

AIが「細胞1個ずつ」を解析、がんの生存を予測

米国NIH支援の研究で、単一細胞データからがん患者の生存を予測するAI「scSurvival」が開発された。腫瘍内の細胞ごとの違いを解析し、生存に関わる細胞集団を特定できる可能性が示された。

建物の前で、ドイツ国旗が青空の下に掲げられている様子。

20代と30代の大腸がんがドイツで増加

ドイツのがん登録データで、50歳未満の大腸がんが増加していることが示された。増加は20代と30代で見られ、40代では大きな変化はなく、検診開始年齢を一律に下げる根拠は十分ではないとされた。

標的として示されたがん細胞を、周囲の細胞とともに表した図。

AIは血液中のDNAが「がん由来か」を見分けられるか

ジョンズ・ホプキンス大学などが、血液中のDNA変異ががん由来か白血球由来かを見分けるAI「plasmaCHORD」を開発した。リキッドバイオプシーの解釈精度を高め、治療薬選びの誤りを減らす可能性がある。

ラーメンを箸で食べている食事中の様子。

血液や尿で「超加工食品の食べ過ぎ」を見抜けるか

米国NIHの研究グループが、血液や尿に含まれる代謝物から超加工食品の摂取量を推定する新しい指標を報告した。食事アンケートを補い、がんや糖尿病などとの関連研究の精度向上が期待される。

画像検査装置の中で、患者の検査を支援するロボットと医療スタッフの様子。

20mm以下の膵臓がんをAIが高感度に検出

神戸大学などが、造影CTと非造影CTから膵臓がんを検出するAIを開発した。腫瘍だけでなく膵管拡張や膵臓萎縮などの間接所見も解析し、20mm以下の小さな膵臓がんで高い感度を示した。

医療スタッフが、横向きに寝た患者に内視鏡検査を行っているイラスト。

AIは胃がんの疑いをその場で見分けられるか

中国の研究グループが、特殊な内視鏡画像をAIで解析し、胃炎から前がん病変、胃がんまでをリアルタイムに分類する技術を報告した。951人を対象にした検証で、高異型度異形成や胃がんに高い診断性能を示した。

すい臓の図を示しながら、ロボットが医療情報を説明しているイラスト。

AIは膵臓がんと膵炎を見分けられるのか

膵臓がんと膵炎は画像や症状が似ており、診断が難しい場合がある。AIを用いた画像解析研究を統合した結果、高い診断精度が報告されたが、実際の医療現場での検証は今後の課題となる。