腹部に白いメジャーを巻き、ウエスト周囲を測定している人の横向きの上半身。

肥満の見極め、BMIだけでなく「ウエスト」が重要

体脂肪の多さを見極めるには、BMIだけでなく「ウエスト」にも注目した方がよさそうだ。米ラトガース大学の研究グループは、米国の成人1900人のデータを分析し、腹囲を測るだけでも、体脂肪が多い人を見つける上で有用なことを、2026年8月に報告した。

大腸の図が描かれた検査キットの前で、採便用の容器を手に持つ様子。

大腸がん検診に参加した人、大腸がん死亡リスク43%低い

自宅で便を採取して提出する大腸がん検診を受けた人では、大腸がんによる死亡リスクが大きく低下する可能性が示された。スウェーデンのカロリンスカ研究所などの研究グループは、ストックホルムなどで行われた大腸がん検診について、37万6511人を最長14年間追跡した。

木の台の上に置かれた小型の白いトイレ模型。

排尿するだけで体の変化を測る「診るトイレ」、Craifと名古屋大学が開発へ

トイレで排尿するだけで、体の変化を日常的にチェックできる──。そんな「診るトイレ」の開発が進められることになった。Craif(クライフ)は2026年8月、名古屋大学と共同で進める「トイレ統合型デバイス」の研究開発が、経済産業省・中小企業庁の「成長型中小企業等研究開発支援事業」に採択されたと発表した。

第65回日本消化器がん検診学会総会の会場入口に設置された案内看板。

胃がん検診の機会で膵臓がんも見つけられるか

膵臓がんは、見つけにくいがんの代表のように語られる。自覚症状が出にくく、体の奥にあるため、画像検査でも分かりにくいことがある。腹痛、体重減少、黄疸、糖尿病の発症や悪化などをきっかけに見つかることもあるが、その時点で進行している場合も少なくない。

第65回日本消化器がん検診学会総会の会場入口に設置された案内看板。

大腸CTは精密検査未受診を減らせるか

大腸がん検診で問題になるのは、便潜血検査で異常を拾い上げた後だ。要精密検査と判定されても、全大腸内視鏡検査に進まない人がいる。前処置が大変そう、痛みが心配、恥ずかしい、仕事を休みにくい、過去の検査がつらかった。理由はさまざまだが、精密検査を受けなければ、便潜血検査で得られた警告を生かせない。

第65回日本消化器がん検診学会総会の会場入口に設置された案内看板。

便潜血陽性で終わらせない大腸がん検診

大腸がん検診では、便潜血検査が広く使われている。便に血液が混じっていないかを調べる検査で、体への負担が少なく、多くの人に実施しやすい。ただし、便潜血検査はがんを見つけ出すためにはあくまで入口に過ぎない。